電気化関連のオススメ資格||ゆるく働きたい人はこんな感じで取ってみては??
電気関連の仕事は、世の中が変わっていっても無くなることはありません。
安定した職を得たいなら、電気関連の仕事で、手に職をつければ食いっぱぐれることはないし、30代前半までなら未経験でも就くことは可能です。
かっこよくない仕事と見られたり、地味な仕事として見られるせいか、ホワイトカラーの仕事と比べて人気はないですが、雇用安定性は抜群ですし待遇のよい会社はたくさんあります。
将来を見据えた際に、ゆるく長く働きたいが、特にこんな仕事をしたいといったこだわりが無いのなら、電気関係の仕事に就くことはオススメできます。
しかも、30代前半までなら努力次第でそこそこの年収とゆるく働くことは可能です。
※具体的には年収で500万くらいで、8時~17時くらいの勤務時間で土日は基本休み
でも、最初の3年はゆるくないレベルの努力は必要です。
具体的にいうと、国家資格の合格が必須で、仕事をしながら資格を取らなければいけないので、仕事が休みの日も勉強をしなければいけない日もでてきます。
それが大体3年ということです。
今回はそういう人向けに書いています。
なので、電気業界でがっつり稼ぎたいという人にはあまり参考にならないかもしれません(・・;)
電気の業界なら、ゆるくそこそこの年収で働くことは可能
電気の業界は、年収と仕事のキツさがかなり選べる業界です。
年収250万とかでいいならメチャクチャ楽な仕事はありますし、独立して働きまくれば個人で年収2000万くらい稼ぐことも可能です。
まぁリアルなところ雇われる場合は、年収300万~600万くらいで、あとは楽かどうかです。
例えば年収が高い例として、電気業界で働く場合に電気工事士になるパターンがあります。
個人的に電気業界未経験の人は、最初に電気工事士になるのがオススメですが、電気工事士は仕事がきついです。
電気工事士をずっとやる場合は、経験がものをいう仕事なので年収は右肩上がりです。
しかも残業も多いので、基本的に年収は高いです。
でも、仕事はずっときついままです。
仕事が楽しい人はいいですが、やりすぎは何事もよくありません。
仕事をし続けて、仕事事態が嫌いになってしまうかもしれませんし、加齢とともに体力が落ちることも不安材料です。
電気工事士として年収800万くらい稼いでる人は、本当に休みが無いほど働いている人だと思います。
反対に、年収が低い例として、オフィスビルの常駐があります。
いわゆる管理室で待機する人で、設備の管理を行う仕事です。
何かトラブルがあった際に一時対応をしなければいけないのでビルにいないといけませんが、
何も無ければ、管理室でスマホゲームをしても、寝ていても、鼻くそをほじっててもいいんです。
9時~17時のビル常駐で年収250万とかも、今の世の中考えようによってはありかもしれませんね。
極端な2例を紹介しましたが、そこそこ楽で高めの給料も狙えば可能です。
電気業界は、安定した雇用がり、人手不足の世の中、30代からでも実現可能です。
繰り返しますが、資格を取ると言う努力が必要ですが、前向きに頑張りましょう!!
オススメの電気関連の資格
電気関連の資格は世の中にたくさんありますが、必要なものは少ないです。
電気業界にいても役に立たない資格もあるくらいです。
いかに世の中には、何の価値も無い資格が多いんだなぁと感じてしまいます。
では、どの資格が価値があり、どういう順番で電気関連の資格をとればいいのでしょうか??
個人的におすすめなのは2つの電気系の資格で、余裕があればもう1つ、合計3つとれば十分です。
1、第二種電気工事士(必須)
電気系資格の登竜門で、電気の業界で働くのなら必須の資格です。
電気工事の作業は訪ロいつで基準があり、電気工事士の資格がないとできない作業が非常に多いんです。
また、この資格は将来性もあり人生の保険としても優秀な資格です。
将来性と言う観点では、
・将来的に管理する側の仕事につく
・電気工事士高待遇で採用される
・圧倒的な努力をすれば独立もできる
保険の部分としては、設備の仕事は電気が必須なので、この資格があればいずれかの仕事に就けて、食いっぱぐれがないといった
イメージです。
電気工事士の求人数は、ハローワークの求人件数で実に3000件以上あるんです!!
この数字は、運転免許についで多い数字です。
というのも、電気工事士の資格が無いとできない仕事がかなり多いんです。
例えば、照明安定器の取替え作業などです。
事前にハンダ付けをして、あとは線を圧着すれば終わる簡単な作業ですが、作業に感電はつきもので、100V程度の電圧でも死んでしまうこともあるからなんです。
とはいえ、作業自体は簡単ですし、照明ブレーカーを落として作業すれば、安全にできる作業です。
・電気設備の点検、修理
・空調設備の点検、修理
・ビルシステムの点検、修理
これらの仕事で有資格者でないとできない仕事が若干あります。
専門性は高いのに、求人件数が圧倒的に多いのはその為です。
しかも、第二種電気工事士は勉強すれば確実に受かりますが、勉強しなければ確実に落ちる試験でもあります。
資格を持っていれば、そこそこ頑張ってると会社は評価してくれます。
ということで、まずは第二種電気工事師を取りましょう!!
これは必須です。
2、二級電気工事施工管理技師(ここまでは取りたい)
電気業界に入り、ある程度工事の仕事を経験したら、つぎは二級電気工事施工管理技士の合格を目指しましょう!!
この資格は、電気工事の管理・監督する人向けのものです。
電気工では、夏は暑くて冬は寒い現場で仕事をしないといけない場面はありますが、管理・監督の場合はそのようなことはしなくてよくなります。
汚い現場での作業や、狭いところにもぐったりする必要もなくなります。
年を取った際に、現場作業をし続けるというのは体力的にきついと思いますし、個人的に抵抗があります。
管理側にいかないと、長く続けられないとです、はい。
ただし、この資格を受けるには受験資格があり、実務経験が必要となります。
第二種電気工事士のように、誰でも受けれる資格ではありません。
ちなみに、一級は取らなくていいと思います。
二級でも、一般建設業の現場で仕事ができます。
一級でないと扱えない建物は特定建設業の現場で、そのような現場は総じて大規模です。
それだけたくさんの人と仕事をするようになり、打ち合わせ等が大変だそうです。
まったり無理なくそこそこの年収が目標なら、二級電気工事施工管理技士までで十分です。
3、電験三種(あれば信頼が得れる)
電験とは、「電気主任技術者試験」も略称で、電気設備の知識、技能を照明してくれる国家資格です。
これは電気施工管理技師とは異なり、だれでも試験を受けることができます。
ただし、難易度はかなり高いです。
電気施工管理業務をする上では、豊富な知識は必要となり、電験三種があれば誰しも納得してくれる知識を持っているとアピールできます。
しかし、やはりネックは難易度となります。
一般的に1年間、3時間勉強し続ける生活をしない合格できません。
でも、合格したら合格しただけの価値がある資格ですが、個人的には面倒くさいが勝ってしまいます。
ただ、取れば仕事をする上での電気の知識は十分となります。
取っておけば50代でも再就職が余裕でできるレベルの資格なので、第二種電気工事士と併せて持っていれば、何歳になっても職に就けるという保険にはなります。
施工管理の道に行くことがゆるく働くためのキーポイント
現場第一線をずっと続けるには、体力的にも精神的にもしんどい部分があります。
将来的には、管理・監督に業務をシフトしていくのが重要です。
最初の数年は電気工事関係の仕事に就かないと管理・監督に移れないのはキツイところですが、管理・監督なら、一般建設業の現場ならきつくない現場は多いです。
でも、いきなりは管理・監督の仕事には就けません。
2~3年は普通に頑張るという気持ちは必要です。
でも2~3年だけです!!
3年後からはまったり働けると思えれば、できる気がしませんか??
資格を取るよりも大切なこと
2つ(3つ)資格を取ろうと書きましたが、それよりも大切なことがあります。
それは、一日でも一日でも早く電気業界の仕事に就くことです。
将来、管理・監督の仕事に変わる、もしくは転職する事をにらんだら、二級電気施工管理技師の資格を一日でも早く取りたいところです。
新卒の人よりは年上と言うことを考えたら、20代でも30代でも時間があまり無いのは同じです。
人生のやり直しを本気でしたいのなら、最初に頑張るのはやはり必要で、若ければ若いほどいいです。
早めの行動が一番大事です。
今日は人生の中で一番若いと言うのは、意識しましょう!!
では今、何をすべきなのか…
1番大事なのは、電気業界に転職することです。
でも、今の生活を変えることに抵抗がある人も結構いると思います。
それならば、まずは第二種電気工事士の試験勉強を行ってみましょう!!
第二種電気工事士は受験資格が無いので、他業種で働いていても、勉強はできます。
ゆるく働くにしてもガッツリ働くにしても、電気業界では必須の資格ですし。
それに、他業種から転職する際にも第二種電気工事士を持って入れば、無いよりは確実に優遇されます。
第二種電気工事士は、求人がメチャクチャ多いことからも、人生の保険と言う部分でも役立ちます。
とりあえず第二種電気工事士をとってみませんか?