20代で第二種電気工事士に受かる
なにかと仕事や遊びに忙しい20代、第二種電気工事士を合格したいという真面目な人なら独学でも合格することは可能です。
第二種電気工事士の試験は、ちゃんと勉強すれば受かる試験です。
※勉強しなければ、100%落ちる試験でもありますが…。
ただし、正しく試験対策をしないと合格は意外と簡単ではありません。
理由は以下の通りです。
筆記試験とは別に実技試験がある
第二種電気工事士の試験は、筆記と実技があります。
20代にもなると筆記の試験は何度も体験しているでしょうし、四択問題で六割とれれば受かりますし暗記問題だけでも合格点は取れるので、筆記試験を合格することは難しくありません。
問題は実技試験です。
工業高校を出てる人なら、実技試験形式の試験を何度か経験してるかもしれませんが、実技試験をまったくしたことない人は非常に多いと思います。
加えて、練習をしてある程度慣れないと、時間内に終わらすことすらできません。
20代の人は職歴が浅い場合や全くの初心者ということが多いです。
多くの20代の受験者にとって第二種電気工事士の難関は実技試験となりますね。
20代の筆記対策
筆記対策に関しては、難しいことはありません。
第二種電気工事士のテキストを買って、地道に勉強するだけです。
内容や対策方法の詳細としては、第二種電気工事士の筆記試験対策のページを確認して下さい。
・計画をたてて勉強しよう
筆記試験の対策にはテキストと過去問が必須です。
これは書店等内容を確認し、一番合うと思ったものを買えばいいです。
合う、合わないは人それぞれですし。
選び方としては、テキストは一冊を流して見て、「これなら理解できる」
「これなら二回通り勉強できる」
と思える参考書を選ぶといいです。
二回通りしっかり勉強できれば受かりますし。
過去問は、解答が丁寧に書かれたものならなんでもOKです。
個人的にオススメなのは以下のものです。
過去問を一通り解いてみたら、テキストを読みこみましょう!!
でも、なにかと時間がない…。
そういう時は、隙間時間を有効に活用しましょう。
通勤時間や、寝る前15分に、テキストを読み込むだけでもいい勉強になります。
計画を立てて勉強するのが苦手という場合は、通信教育を使うのもアリです。
毎月、テキストや課題が送られてくるしカリキュラムもしっかりたててあるので、通信教育の指示通り勉強すれば受かります。
ちなみに、僕は30代になってからこの資格を取りましたが、20代の頃と比べたら本当に記憶力の定着が低くなりました…
若いうちに受験したかったと思う反面、今日が一番若い日だなと思って頑張りました。
そんな僕でも8割以上の正答率で受かったので、20代の人なら普通にやれば大丈夫です!!
実技対策のポイント
全体のポイントは以下のリンク先に書いてあります。
ポイントは、以下三点を自分で用意しなければならないことと、練習しないと100%落ちることです。
用意するものはこの3つです。
・テキスト
・工具
・練習用の材料
テキスト意外は選び方に慣れていないという人が多いと思いますが、工具と練習用の材料は「コレ!!」という王道があります。
・工具
・練習用の材料
※ちなみに僕の場合は通信教育を利用したので、そこでテキストの他に材料と工具も一括で購入しました。
それぞれ買うのは面倒くさいですが、筆記が受かってから対策する時間は2ヶ月ほどしかありませんので、筆記試験の自己採点の結果、受かっていたらなるべく早く購入してください。
もし身近に最近第二種電気工事士を受けた人がいるなら、教えてもらうのがオススメです。
特に出来上がった物を試験を実際に受けた人にお願いして見てもらって、ポイント等を教えてもらえれば合格に近づくこと間違いなしです。
他にも、大学や高専で試験対策をしてもらえる環境にあるなら積極的に参加するべきです。
実技対策に関しては一人だけで対策をするのは難しく、不器用な人なら誰かに教われる環境が必要です。
僕も実際不器用で、教えてもえる環境は大事だと感じました。
人に教えてもらう環境にないなら、国や民間が行っている対策講義を受けたり、通信教育を申し込むなど人に聞ける環境を整えることが大事です。
個人的には通信教育を使うのがオススメ。
通信教育なら、上で紹介した物と同様の工具を併せて買えるプランや、質問をすれば答えてもらえます。
20代のうちに第二種電気工事士を取るメリットは意外とでかい
20代のうちに第二種電気工事士をとることは、今後の人生において大きなプラスになります。
●電気の仕事に携わり続けたい
●チャレンジしたいことがあって、失敗しても何かと仕事に就けるようになりたい(人生の保険として)
●会社の昇給のため
●ブラックな職場や斜陽産業から安定した会社に転職したい
20代で第二種電気工事士に受かっておけば、人生の保険としても、ステップアップするにしても非常に役立つ資格です。
特に電気系の業界でステップアップするには、上位資格や関連資格が必要となってきます。
若いうちにチャレンジすることは今後のステップアップにオススメです。