第二種電気工事士は電気を扱う仕事の基礎資格
第二種電気工事士は、電気工事や設備のメンテナンス等で必要不可欠な資格です。
電気工事士の資格は、第一種と第二種があり、第二種に合格すると600V以下の低圧で受電する一般住宅や小規模店舗、事業所の配線や設備(一般用電気工作物と呼びます)の電気工事作業に従事することができます。
第二種電気工事士は、電気の基礎理論、配線理論、工具の使い方、検査方法、法令等の電気の基礎が学べる資格です。
電気というのは目に見えないものである、扱い方によっては非常に危険な代物であり、最悪の場合死に至ります。
当然、電気の取扱いは危険が潜んでいますので、資格を持っていないとやれない仕事が多いです。
今後の人生で、電気関係の仕事に就きたいと考えている人が取っておきたい、というか必要な資格です。
電気配線の施工から設備点検まで実に幅広い
電気は今の生活において必要不可欠なものです。
その電気の基礎が学べるのが第二種電気工事士なので、この資格は役に立ちます。
ここでは、第二種電気工事士をもっていると2つほど具体的な仕事を紹介します。
1、ビル設備の点検
オフィスビル内には、色々な工作物があり、電気で動いているものもたくさんあります。
設備の点検を行い、電気機器の不具合を未然に防いだり、不具合が起きてしまった時に修理するというような作業が求められます。
2、電気工事士
一般住宅やビルなどの変電設備の施工や電気配線の工事、メンテナンス等を行う仕事です。
新築現場の作業や、既存の設備の増設、配線作業等も電気工事士の仕事になります。
これらの仕事に従事する際には、第二種電気工事士は必要な資格なっています。
実際に取っている年齢層も実に幅広い
第二種電気工事士は、試験を受ける際に実務経験や年齢等で制限がありません。
小学生でも受験している人もいれば、60代の人もいます。
受験する年齢層の割合は、ざっくりいうと「10代:20%、20代:30%、30代:20%、40代15%、50代:10%、60代以上:5%」です。
・「卒業までに第二種電気工事士を合格させる」という目標を掲げている工業高校に通っている高校生が受験するケース
・見習いの電気工事士が今後のことを考えるケース
・社会人が自己啓発の観点から受験するケース
・40代、50代の人が転職のために受験するケース
・つぶしがきく資格なので、取りあえず受験するケース
受験する年齢層も、受験する動機も様々です。
人生のつぶしとして取るには非常にオススメな資格
国家資格の中には、使えないごみのような資格もあります。
というより、そういう資格が9割以上だとも言われています。
しかし、第二種電気工事士は間違いなく人生に役立ち資格です。
なぜなら、電気関係の仕事は今後も無くならないので、この資格を持っていれば電気関係の仕事には就けれるからです。
第二種電気工事士の試験は、難易度はそんなに高くはないですが勉強しないと受からないレベルの試験ではあるので、とっていればある程度の人材だという証明になります。
資格を持っていれば、少なくとも設備の点検、電気工事士といった資格に就けれる確率は高いので確実につぶしがききます。
豆知識ですが、第二種電気工事士は運転免許の次に、求人票に出てくる資格名なんですよ!!
それくらい需要があり、今後も有り続ける資格です。
電気の点検や工事に携わりたい人は取るべき資格
第二種電気工事士は電気の基礎が学べる資格であり、電気業界に携っている(携わりたい)人が取る資格です。
ビルの設備点検や、電気工事士として設備の配線工事等を行っている人には必須な資格で、今後も需要が無くならないものです。
また、求人数が多いという観点からも、つぶしが効く(食いっぱぐれが無い)資格でもあります。
今後電気設備に携わりたいという人には、是非取ってほしい資格です。