一発で合格するのが一番コスパがいい
第二種電気工事士は、対策さえすれば一発で合格は可能な資格ですが、一夜漬けやノー勉強では限りなく合格確率は低いです。
ただし、第二種電気工事士を受けるにも費用が掛かり、これが結構な費用です。
インターネットでの申し込みは9300円
書面による申し込みは9600円
受験するだめでこれほどの費用が掛かります。
僕は一度試験に落ちてしまいましたので、受験するだけで約2万円もの費用が掛かりました。
その時思ったのが、自分の時間単価の労働時間に関してでした。
僕の時給は、総支給ベースで1時間当たり約1500円でした。
そこから税金が掛かり、通勤時間も労働と考えるとさらに時給は低くなります。
僕の場合第二種電気工事士を受けるだけで、少なくとも6時間の労働時間を払わないといけませんでした。
しかも、一回落ちると第二種電気工事士の勉強や練習等でさらに時間が掛かってしまいます。
「次は落ちれない…」というプレッシャーも、経験しないに越したことはありません。
結局のところ、ある程度費用を掛けてしっかりと対策をして一発で受かるのが一番効率がいいんです。
・特に実技試験は良い工具を揃える
・時間を確保してたくさん練習する
・テキストなども使いやすい物を使う
これらの工夫をし、効率よく対策を講じていきましょう!!
筆記と実技で、それぞれ解説します。
筆記試験を一発で合格するコツ
筆記試験は全50問で30問取れれば合格です。
すべてマーク式で、4つから1つを選びます。
乙4(危険物取扱者試験乙4種)のように、単元毎に足切り等は無く、全50問で30問が取れればいいという認識でOKです。
単純に機材の名称を覚えればいい問題と、計算問題等自分で考えないと回答できない問題に分けて、35問をしっかり取れるように勉強すれば大丈夫です。
ここで用意したいものは、
・テキスト
・過去問
この2つだけです。
過去問を一回解き(見る程度でもOK)、どんなことを覚えればいいか、どういう式を覚えて使用すればいいかを掴み、テキストに沿って勉強すればOKです。
実技試験を一発で受かるコツ
実技試験のツボは以下の2つです。
・ミスなく問題を作成する
・時間内に作成する
そこで、以下の順序で順々にできるようにするのがオススメです。
1、候補問題を作成してみる
まずは試験を知り、慣れること
2、時間内に作成出来るようにする
候補問題を時間内に作成すべく、工具の取り扱いに慣れ、よく出題される箇所を繰り返し練習する
3、欠陥を知る
欠陥を知ることは、時短対策にもなる
緩い基準から厳しい基準まであるので、緩いところはサッと作り、厳しいところは丁寧に作るメリハリを理屈で覚える。
4、時間内に正確に作成
試験は40分ですが、32分程度で作成できるようになれば合格は目の前です。
そして、筆記はともかく実技試験に関しては、効率よく勉強するコツが分かりづらいです。
なので、国や民間が行っている対策講義を受講したり、通信教育等を活用して人に教えてもらうのがオススメです。
個人的には仕事が忙しかったので、通信教育を利用して自分のペースで対策を行いました。
テキストも分かりやすく、分からないところはメールで質問ができたので非常にありがたかったです。