第二種電気工事士を独学で取りたいけど、一日は24時間しかない…
仕事などで、全然時間が無いという人は結構いると思います。
僕も時間が足りない典型的な一人でした。
でも、それでも資格取れました!!一回実技試験で失敗しましたけど(苦笑い)
とはいえ、今は第二種電気工事士を合格しました。
なので、僕の時間を取った方法を書いていきますので参考になれば幸いです。
ちなみにこのページ、サブタイトルは「僕がやった時間を作る方法」でいこうと思っていましたが、
時間単位のとまとまった時間を上手くとるか、取れないなら休日に頑張ろうという、大企業の偉い人が言うようなことを書いてしまいました。
正直僕の仕事は忙しいのですが、工夫次第でなんとかなる仕事なので
筆記は隙間時間!!テキストがあれば勉強できる
筆記試験は計算問題もありますが、7~8割暗記問題で、実はこれだけを確実に取れれば合格できます
そして、出題方法も全然癖がないので、覚えれば覚えただけ点数が取れるといっても過言ではありません。
とはいえ、出題の傾向を体感しないと覚える気が湧かないですよね??
なので、どこを暗記すればいいかは過去問を解いてみて(最初に眺めるだけでもオッケー)、どんな問題がでるかを知って下さい。
出題傾向は例年変わらないので、ひたすらテキストを読んで覚えれば大丈夫です。
勉強方法は、筆記対策のページを確認してください。
暗記はテキストさえあれば、どこでもできます。
なので、隙間時間を作ってテキストを暗記すれば、まとまった時間を確保できなくても十分勉強できます。
隙間時間の作り方は人それぞれです。
今の時代ならネット上にも勉強できる情報はあるので、勉強できるサイトを見つけて覚えるのもアリですね。
※僕は紙媒体で勉強したい子なんで、テキストはほしいんですけどね。
実技対策はルーティンにする
実技対策は、隙間時間でできることは限界があるが出来なくはないです。
試験で作る配線等は、基本的に同じやり方で作ります。以下作り方
1.複線図を書く
2.複線図通りの寸法に合うように、ランプレセプタクルの輪作りや配線、引掛けシーリングの配線、コンセント廻りの配線を作る
3. 2で作った部材を複線図通りに配線する
4.後処理と後確認を行う
1の複線図の書き方ですが、これは隙間時間に書き方を覚えればいけますが、書く練習はやっぱり必要です。
とはいえ本番では、3~4分くらいで書ききらないといけないので、机に向かう時間さえあれば隙間時間に練習は可能です。
まぁでも、筆記試験で複線図を書けるようになってれば、はっきりいって実技の複線図は簡単です。
ちょっと練習すれば覚えれますし、候補問題は13題しかないので、最悪全部覚えてしまうのもありです。
2の配線の作り方は、隙間時間を利用すれば覚えれます。
さすがに実技の演習を電車の中とかではできませんが、寝る前の20分とかを作って練習すれば、技術は問題なく上がっていきます。
でも勉強の一番始めには、簡単そうな候補問題(例年なら候補問題①辺りがオススメ)を2時間とか掛かってもいいので、時間を作って教材を見ながら一度作りきってみてほしいです。
それをやれば、試験でやることを体感できますし、「これを40分で作りきれれば受かる」という明確なゴールが体感できます。
ちなみに僕は筆記試験が終わってから隙間時間にある程度勉強して、一週間後に一回候補問題をDVDやテキストを見ながら作りきってみました。結果準備や後片付け含めて三時間半かかりました(^_^;)
話の流れ的に、まず4の対策を書きます。
4は、時間がない人は結構見落としがちな工程です。
僕は実技試験に一度落ちてますが、一回目は一応40分で作りきったんです。
でも、どこかで欠陥があったらしく、不合格でした。
正直、何が欠陥かは全然勉強してなかったです。
なので、不合格通知がくるまでは合格だと思ってましたよ(笑)
その、どういうことをしたら欠陥になるかをまずは知らないといけません。
一番いいのは直前の講習会などに行くのがいいとは思いますが、仕事の都合で時間が合わなかったですし、費用もなかなか掛かるということもあり僕は利用しませんでした。
3の対策ですが、これは隙間時間ではできません。
僕は実技試験に一度落ちてますが、ここの練習が不足していました。
二回目の試験では、仕事を詰めまくって有給を含めて四日間、休みをとりました。
(水曜:有給、木曜:代休、金曜:代休、土曜:休み確保、日曜:試験)
いやー、他の週はほんとに仕事が辛かった(^_^;)
この4日間で、候補問題を五題は作っていました。やはり作っただけ、合格は近づきますね。
やっぱり、隙間時間だけでは実技試験に受かるのは難しいです。
どのくらい練習すればいいか??
これは個人差がありますが、候補問題全13題は一通りやるのは必須で、二回通りやれば十分受かります。
テキストとか見ながらでいいので、最初の一題は丁寧に作った方がいいです。
時間をいくらかけてもいいので。
僕は最初に作ったときは、片付けこみで2時間以上掛かりました。
そして、一回落ちています(小声)
勘のいい人なら、候補問題一通りやれば受かるかもしれません。
その際は1題、準備、見直し、片付け等を含めて90分とるとして、90分×13題=1170分(19時間30分)
勘が良くなくても、2回とおりやるとしたら×2倍の時間みれば十分受かります。
あとはプラスアルファで、隙間時間に勉強って感じです。
こう聞くと大変に感じるかもしれませんが、筆記試験が終わってから実技試験まで2ヶ月あります。
その間に、26題やればいいので、2日に1題のペースで練習すればいいです。
忙しい時は、週末にまとめてやるなど工夫ができる範囲だと思います。
ただ、個人の感想としては1日に練習できるのは慣れてきて4題までです。
あとは集中力が続きません…
ちなみに僕の場合・・・
僕は普段忙しくてあんまり時間がとれないと感じたので、欠陥が何かとかは特に勉強せずに、DVDを見ながら見よう見まねで作って、その際に欠陥がなにかを覚えよう、工具の使い方を覚えようと考えていました。
それはそれで半分はうまくいって、本試験までになんとか40分で作れるレベルには達しました。
でも、欠陥が何かまでは細かく覚えることができませんでした。
実際、1回目の試験では38分くらいで作成できましたが、どこが欠陥だったのか正直わからなくて不合格になりました。
※受かったと思ったんですけどねぇ…
2回目は、試験自体31分くらいでくみ上げられて、見直しもばっちりできて合格になりました。
正直2回目は、終わった瞬間に受かったと思いました。
まぁ結局のところ、僕は勘のいいほうじゃなかったので2回やらないと合格できなかったということです。
ただ、欠陥がなんなのかの知識を隙間時間に上手に勉強ができていれば、一回で受かったようにも思います。
実技試験の対策は通信教育がおすすめ
2回分の候補問題を作るに当たって効率がいいのは、先生と一緒に候補問題を作ることだと思います。
これは、第二種電気工事士実技対策の短期講習を利用すればいいのですが、日程的に直前のものがほとんどで、ゼロからという人にはおすすめできません。
最終確認の意味合いが強くて、値段も高めです。
そこでおすすめなのが、通信教育を利用することです。
一緒に作ってくれる先生はいませんが、めちゃめちゃ詳しく候補問題を作成してくれるDVDがついてきます。
特に候補問題第1問と第2問は、ランプレセプタクルや引っかけシーリングの作成もばっちり解説してくれて、1題に対して1時間以上の動画になってます。
※その辺の欠陥の解説は、3題目以降は1題目を見てください的な解説になってますが…
この詳しい解説を見ながら2題作って欠陥を理解できれば、基礎はできたと言っていいです。
もちろん工具や材料もパッケージになってるので、何を買ったらいいのかなど、悩むこともありません。
筆記試験が終わってからの2ヶ月で、忙しい中勉強するのはかなり大変です。
普段仕事などで忙しい人にとっては、実技用のテキストや工具を選んだり、材料を買ったりする時間はかなり煩わしいはずです。
そんな時間が無い人にとって、パッケージになってると本当に助かります。
なので、通信教育は非常におすすめです。